■2007-09-30 Sun. 9月22日、京都NCC生命倫理研究会の例会で報告した「「尊厳死」言説の誕生とキリスト教の関わり」の報告記録をアップしました。お招きくださった関西学院大学の土井健司氏、ご意見・ご質問くださった参加者の皆さま、ありがとうございました まだ覚え書き段階ですが、少しづつ考えていきたいと思います。 ■2007-04-30 Mon. 2007年4月より立命館大学産業社会学部に着任いたしました。 それにともなって,というわけでもありませんが,独自ドメインを取得し,タイトルも de vita et morte とあらためたリニューアル版を暫定公開します。 コンテンツはあいかわらず名刺程度ですが,ぼちぼちやっていきたいと思います。 どうぞあきれられず,おつきあいくださいませ。 ■2005-12-24 Sat. 7ヶ月ぶりの更新です。この間,拙稿が3点。 ・「「市民的自由」としての死の選択――松田道雄の「死の自己決定」論」『思想』981号(2006-1)が公刊されました。 http://www.iwanami.co.jp/shiso/index.html すでに店頭に出ているようです。ご批判いただければ幸いです。 また,発売されて数ヶ月経ちますが,川本隆史編『ケアの社会倫理学』(有斐閣)にも,拙稿が掲載されています。 ・2005/08/25 「生と死の語り方──「生と死の教育」を組み替えるために」 川本隆史 編 2005 『ケアの社会倫理学──医療・看護・介護・教育をつなぐ』有斐閣,333-362 刊行が遅れていましたが,満を帰して。 このお話を川本先生からいただいたとき,上越教育大学の修士論文提出を2日後に控えたラストスパートの最中でした。掲載していただいたのは,そのときの修士論文の,ごくごく一部ですが,同時に,もっとも書きたかった一節を中心にしました。タイトルの「生と死の語り方」も,修士論文の主タイトルです。 もう1点。 ・2005/10/01 「(文学の中の障害者像) マーサ・ベック著『あなたを産んでよかった』 ――障害をもつ子の出生とともに,自らを生み直す,障害をもつ子の親の物語」 『月刊ノーマライゼーション』291(2005-10):46-48 こちらは,聞き取り調査に話を伺いに行った花田春兆さんからのご依頼でしたが,とても楽しい仕事をさせていただきました。 ■2005-05-22 Sun. 「海を飛ぶ夢」をみて覚え書き風にずらずらと書き連ねました。「尊厳死」映画がめじろ押しなので,いろいろと刺戟を受けています。上越に内留してから5年ほど映画からは遠ざかっていましたが,映画生活が復活しそうです。 ■2005-05-20 Fri. 「太田典礼小論――安楽死思想の彼岸と此岸」『死生学研究』(第5号所収,東京大学大学院人文社会系研究所)をアップしました。このWebのarchivesのファイル構造がなかなか決まらないので,立岩真也さんのarsvi.comで先行掲載して頂きました。ご笑覧下さい。 http://www.arsvi.com/2005/0503oi.htm ■2005-04-24 Sun. 『生命の臨界――争点としての生命』(人文書院)の書評が『週刊読書人』2005年4月29日号に掲載されました。 http://www.dokushojin.co.jp/50429.html 評者は浮ヶ谷幸代さん(医療人類学・立教大学他非常勤講師)。 取り上げられて評されている拙稿部分を以下に一部紹介させていただきます。是非全文を図書館などでご覧下さい。 「…大谷氏は,語りおろしの部分で,20年以上学校教育の現場で素朴な高校生の声を聞き取ってきた経験から,生命倫理の問題を日常性の文脈に置いてみることを提唱する。生老病死をテーマにして二者択一的に是非を問うような問題構成(注:原文変換ミスを訂正)自体が倫理的ではないとし,生や死について市井に生きる人々の声なき声を掬い採っていくことの必要性を指摘する。また,「新遺伝学」時代の当事者主体のアクティブな市民に対して名づけられたジェネティック・シティズンシップ(遺伝学的市民)という新たな概念は,だれを「市民/公民」と名づけるかという政治性を内包してしまうことの危うさを指摘する。…」 ■2005-04-22 Fri. 「太田典礼小論――安楽死思想の彼岸と此岸」『死生学研究』(第5号所収,東京大学大学院人文社会系研究所)が公刊されました。 近いうちにファイルを整えてWebに掲載いたします。 |