[ top|works ] ■千葉科学大学 「生命倫理学」 ◆2005 シラバス 【講義目的】 生殖技術の著しい進歩,延命技術の発達による尊厳死・安楽死問題,出生前診断による重度障害胎児の選択的中絶,ヒトゲノム解析とオーダーメイド医療バイオテクノロジーと先端医療の急激な発達により,これまでの「生老病死」の諸相は大きく変容しようとしている。 本講座では,これら生と死の問題群の倫理的・法的・社会的な問題を考える。 1.「生命倫理(学)とは何か」 2.「ガタカ」に描かれる近未来の生と死 3.生老病死の変容と社会 4.生殖技術の現在 5.ベビーM裁判の争点 6.少子化社会と親子の絆 7.出生前診断と選択的中絶 8.脳死移植と人体の資源化 9.安楽死・尊厳死 10.高齢社会とターミナルケア 11.自己決定の原理と自己決定の権利 12.遺伝子診断と遺伝子治療 13.健康とリスクとDNA伝説 14.定期試験 【テキスト】 生命倫理教育研究協議会編『テーマ30生命倫理』(教育出版)及び配布プリント 【参考書】 市野川容孝編『生命倫理とは何か』(平凡社) © 2004-2005 Izumi OHTANI. All rights reserved. Up:20050410 |